FXと勝率
今回はFXの「勝率」について、私の考えをお話できればと思います。
FXにおいて勝率というものは、トレーダーのステータスであったり、情報商材屋にとってはその商材をアピールする絶好のポイントとなるわけですが。
「FXに勝率は関係ない」という人も中にはいます。
確かに勝率10%であっても・・・いや、極端な話ですが勝率1%であろうがトータルで勝つことができれば良いのかもしれません。
でも、現実的には
しかしながら、勝率1%の手法はメンタル的に相当きついです。
仮に勝率通りんだとしたら、100連敗近くするわけですから。
メンタル的に持たないでしょう、普通の神経の持ち主だと。
強靭なメンタルの持ち主でもない限り、連敗が続けば不安もその分大きくなっていきます。
そうなるとメンタルが崩壊してしまい、おかしな行動をとってしまうこともあるでしょう。
よくあるのが「負けた分はロットを上げて取り返そしてやる!」って感じです。
そういう時に限って、相場は逆方向に行ってしまうというやつですね。
こういうことから、私としては勝率はやはり最低でも5割程度あった方が良いのではないかと思います。
言うまでもなく勝率が5割以下の場合は、リスクリワードが一対一以上でなければ稼ぐことはできません。
この場合は自ずと「損小利大」を目指したトレードになります。
世間一般的には、「FXは損小利大こそ正義」という風潮があるように感じています(私だけ?)が、別に拘る必要はありません。
トータルで勝ちさえすれば、「損大利小」もまた「正義」になる。
トレーダーの数だけ、正義が存在すると思います。
ここがFX の面白いところですよね。
野球で例えると、プロの選手全員がホームランバッター・・・なんてことはないでしょう。
走力を売りにしている人もいれば、守備で生き抜いている人もいる。
決して派手さはなくとも、一億円稼いでいる人だっているのですから。
・・・んん?例えが変ですかねwww
話を戻しましょう。
勝率が低い手法ほど、連敗する可能性が高いです・・・当たり前の話ですけどね。
連敗中にどのように自分と向き合うか?
これができるかできないかが、トータルで勝てるかどうかの分かれ道ではないかと思います。
また、連敗中に自分を信じることができるかどうかは、やはり検証の積み重ねや実践で培ってきたスキル・メンタルが物を言うでしょう。
これらは一朝一夕で身につくものではありません。
世に蔓延る悪徳情報商材屋にも、少しはこの辺を理解してもらいたいと思う今日この頃です。

