FXの勝率について、誤解されている方が結構いるようなので、私から説明させていただきたいです。
今回ご説明する勝率は、情報商材で謳われている勝率とは全く違う話になります。
いわゆる「常勝トレーダー」が発する勝率を指します。
常勝トレーダーが発する、勝率の本当の意味。
これは以前私が知り合った「億トレーダー」についてのお話です。
その方(以降、P氏)は、自身のトレードスタイルについて、
・勝率は大体50%を切る程度。
・デイトレードがメインで、スイングも少々やる。
・損小利大、2勝8負でもトータルで勝つことを目指す。
と説明していました。
勝率が大体50%を切る・・・ということは、勝敗だけ見ると「4勝6負」「3勝7負」なんてこともざらです。
それでも損勝利大のスタイルだったため、収益はつねにプラスだったと記憶しています。
因みにですが、通常は50万通貨でトレードされていましたね。
さて、そんなP氏があるとき、非常に素晴らしい名言を私に聞かせてくれたのです。
勘違いしてもらっては困る
素晴らしい名言とは、
「FXやっている人の殆どが、勝率について誤解していると思います」
「勝ち続けているトレーダーは、100%勝てる!と判断したポイントでしかエントリーしない」
「そうであっても、100%は勝てない」
「自分の場合は、50%もいかない」
というものでした。
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どうでしょう?
これ、とんでもない名言だと思いませんか?
そう感じていただけるとしたら、あなたは常勝トレーダーに一歩近づきましたね^^
負け組トレーダーとの違いを解説
P氏の名言を解説しましょう。
負け組トレーダーが「常勝トレーダーの勝率が50%程度」と聞くと
「50%で勝てるんだったら、このちょっとくらいルールを無視してもいいよね?」
と、大いなる勘違いをしてしまう傾向にあります。
以前の私もそうだったと思います・・・。
でも、実際は違うんですよね。
その理由は前述の通りです。
常勝トレーダーは、結果として勝率が低かったとしても、絶対にいける!というポイントまで「待って待って待って待って待って・・・」エントリーします。
そこに妥協など一切ありません。
例えばですが、エントリーするにあたり5つのルールがあったとします。
全ての条件が揃って、ようやくエントリーすることができると。
この場合、4つが揃っていたとして、5つめのルールが微妙だなーと感じた場合は・・・エントリーしません。
このように活字にすると当たり前のように感じるかもしれませんが、負け組トレーダーはこの辺が曖昧なんですよ。
多少はルールを破ってもいいやっ・・・と思ってエントリー→損切り。
この繰り返しだと思うんですよね。
ハッキリ言って、甘いです。
FXは、そんな甘い考えて勝てるほど簡単ではありません。

